石釜太郎家訪問


師と仰ぐ石釜太郎さんの家を訪ねました。「どうぞ、いらしてください。」とのお言葉に図々しくも甘えて、家族三人で石釜太郎宅に押しかけ、石窯で焼いたパンとピザの他、数々の料理や珈琲、お手製アイスクリーム等々をたらふく御馳走になってきました。いやー、食べた食べた。
 我が家のパン作り担当の女房と師匠は、パン作りの話題で盛り上がり、私はと言えば、石窯の扱い方・コツ、周辺道具について質問しまくった挙げ句に、パンとピザの焼き方の実演を見学させていただき多いに参考になりました。
 石釜だけでなく、見学を楽しみにしていたご自慢のガーデンもじっくりと見せていただきました。実物は予想以上に素晴らしく、随所に石釜太郎夫妻のセンスの良さとこだわりを感じます。

 さて、石窯の取り扱いで今回一番の収穫はピザの焼き方です。以前メールでピザの焼き方についてアドバイスをいただいたことはあったのですが、実演を見ると、「あっ、なるほど。そうやってやるのか!」と納得です。ついでに師匠愛用のピザ延ばしの自作の道具までプレゼントされ恐縮至極。恐縮しながらも「よし、来週はこれでカリカリ、薄々のクリスピーピザを焼くぞっ!」と考えながら思わずニンマリ。

 もう一つの収穫は、焼床の使い方です。師匠は最初から下段の燃焼室で火を焚き始め、上段の調理室はあくまで調理にのみ使用していたこと。試行錯誤の結果その方が結局上手く行くとのこと。見ていても上段調理室は220℃付近で一定の温度を保っていて、時折燃焼室に小枝などの薪をくべながら扉の開閉具合で温度を調整していました。
 私の石窯は石釜太郎オリジナル石窯をベースにしながらも、窯本体はレンガ一個分ほど大きいサイズに作っているので、若干かかる時間や薪の量などに違いはあるかもしれませんが、概ねこの方法で上手く行きそうな感触を得ました。さぁ、来週末が今から楽しみです。

時折薪をくべ、燃焼室扉の開閉を調整しながら調理室の温度を管理。
バゲットにクープを入れたところ
焼き上がり
角型食パン
お手製のピザ生地延ばし道具
Good idea! プレゼントしていただき感激
明太子マヨネーズのソースにイカとエビのトッピング
エスプレッソ&アイスクリーム
バニラビーンズを使った豪華で美味なアイスクリームでした。
 因みに、全景を取り忘れたのでわかりづらいですが、最後の写真に写っているテーブも自作です。スゴく立派なテーブルで、木工もかなりの腕前と見た。         

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